400年以上の歴史を誇る福井県大野市の七間朝市が20日、再開する。冬期間は雪のため休みとなり、毎年春分の日に合わせて朝市開きを行っている。毎日午前7時ごろから同11時ごろまで。
同朝市は、江戸時代から続き、大野の城下町を築いた金森長近が始めたとされる。市朝市出荷組合が運営、約50人の組合員が大みそかまで出店し、新鮮な野菜や切り花、手芸品などを並べる。
20日は午前7時ごろから"おばちゃん"らが通りに店を出し、市民や観光客を出迎える。同9時から神事や鏡開きを行う。振る舞い酒や餅まき、陽明中吹奏楽部の演奏などもある。また同組合では出店者を随時募っている。問い合わせは同組合=電話0779(69)9520(平日午前のみ)。