梅園茶会は20日、富山市宮尾の県民会館分館内山邸で開かれ、来場者が春の一服を楽しんだ。21日まで。
約60本ある梅のうち7割ほどが花を咲かせ、ほのかな香りを漂わせていた。裏千家正教授の桃野宗重さん(富山市)の社中が野だての席をしつらえ、松江市の銘菓「若草」でもてなした。演奏会もあり、尺八奏者の片山瞠山(どうざん)さん(南砺市)と声楽家の加藤恵さん(富山市)が出演した。
県と県文化振興財団が開いた。21日は、茶会を午前10時半~午後2時に行うほか、演奏会も開く。同日まで梅園をライトアップしている。入館は午後7時半まで。北日本新聞社後援。