昨年のイベント時に夜間運航する「fugan」=富岩運河環水公園

昨年のイベント時に夜間運航する「fugan」=富岩運河環水公園

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4月に初の夜桜クルーズ 富岩水上ライン

北日本新聞(2016年3月22日)

■県の条例改正で実現

 県と富山市が共同運航する「富岩水上ライン」が今春、初めて夜桜クルーズを企画する。国指定重要文化財「中島閘門(こうもん)」の通航時間を定めた県の条例を改正し、午後6時以降も行き来できるようにしたことで実現。4月4~8日の限定で、富山駅に近い富岩運河環水公園から住友運河河口付近までを周遊する。県観光課は「2年目を迎えた北陸新幹線の効果持続につなげたい」と話している。

 富岩水上ラインは2009年7月にスタート。昨年就航した「fugan(ふがん)」を含め、現在は3隻態勢となっている。通常ルートとして環水公園-岩瀬カナル会館の片道コースと、環水公園を出発し中島閘門で折り返すコースがあるほか、貸し切り運航にも対応している。

 4月に例年実施しているお花見運航とは別に、ことしは「fugan」でのナイトクルーズを実施。4月4~8日の毎夜、環水公園を午後6時20分に出発して午後7時50分に戻る1時間半のコースで、中島閘門で水位を調節する「水のエレベーター」も体験しながら、船上から夜桜を楽しめる。

 春から秋に運航する水上ラインの利用者は、1年目の09年は約6千人。年々増加し14年は2万人台に乗せ、新幹線開業1年目の昨年は一気に5万台になった。ことしは例年より1週間早く3月25日に通常運航を始めるほか、英語、中国語、フランス語の船内案内をスタートさせる。県観光課の小栗清勝賑(にぎ)わい創出班長は「夜桜クルーズで勢いに乗り、外国人も呼び込んで、昨年を上回る人に水上ラインを楽しんでほしい」と意気込む。

 夜桜クルーズの料金は、特製弁当と飲み物付きで1人3千円。乗船の3日前まで予約する必要がある。問い合わせはナイトクルーズ専用電話、076(431)1501。

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