オープンした「たぬきの茶の間」でマップを作る来場者ら=新潟市南区

オープンした「たぬきの茶の間」でマップを作る来場者ら=新潟市南区

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築100年の旧店舗「茶の間」に 駄菓子販売、アート制作も 南区

新潟日報(2016年3月23日)

 新潟市南区臼井地区にある築約100年の旧店舗が今月、地域住民が集い駄菓子を販売したり、イベントを開催したりする「たぬきの茶の間」としてオープンした。長く地域で親しまれ、住民の思い出が詰まった場所が、にぎわいの発信地を目指して再出発した。

 この場所はかつて、祝い菓子や酒などを販売していた「つかせ」の旧店舗。近年は空き家になっていた。店舗部分を開放し、駄菓子を販売。家主や住民らが"店番"をする。ワークショップ、アート制作なども行っていく予定だ。

 臼井地区では創作民話にちなんだ祭り「狸の婿入り行列」を毎年開いている。施設の名称には、地区のシンボルである「たぬき」を入れた。

 旧店舗再利用のきっかけは、昨夏の「水と土の芸術祭」。市民プロジェクトの一つとして、作家が「つかせ」に滞在し、住民とともに祭りで使う道具などを制作した。住民から「思い出のあるつかせを生かせないか」との声が上がり、家主が芸術祭実行委の副実行委員長で臼井地区の市民プロジェクトにも携わった本間智美さん(46)=南区山王=に相談。「地域の茶の間」としての利用が決まった。

 オープン初日は、臼井地区のお勧めポイントを書き込んだマップを作った。訪れた人たちは「ここの塩ラーメンはおいしいよ」などと意見を出していた。

 本間さんは「地域の人たちの思い出が詰まった場所で、地域らしさを生かし、多世代が集える場所づくりをしていきたい」と話す。

 開設は、火曜は午前10時~午後4時、土、日曜は午前11時~午後5時。問い合わせは本間さん、090(7436)4034。

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