櫓門前で観光客を写真に収める「元祖シャッターマン」のメンバー

櫓門前で観光客を写真に収める「元祖シャッターマン」のメンバー

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「シャッターマン」新人迎え25人に 上田城跡公園中心に活動

信濃毎日新聞(2016年3月24日)

 上田市の上田城跡公園を中心に、訪れた観光客の記念写真撮影を請け負う市民ボランティアグループ「元祖シャッターマン」が今月、新たに3人をメンバーに迎え総勢25人になった。NHK大河ドラマ「真田丸」放送の効果で増えている観光客の思い出づくりを手伝いたい―と、活動日数も増やし、シャッターを切り続けている。

 メンバーは30〜70代。ピンク色の帽子と青いベストが目印で、同公園の櫓(やぐら)門前に待機し、観光客が持つカメラで記念写真の撮影を代行する。自身の都合のつく日や、毎年4月に同公園で開く「上田城千本桜まつり」などのイベントで活動している。

 グループの顧問を務める「1号」の会社役員宮沢俊行さん(73)=上田市中央西=が、同公園を散歩中に観光客からよく写真撮影を求められたのがきっかけ。「相手から直接、感謝の言葉を聞けるのがうれしい」と、宮沢さんの思いに共感した「2号」で隊長の会社役員増沢延男さん(65)=同市上田原=らと共に2008年に活動を始めた。

 これまで47人がグループに「シャッターマン」として認められ、現在は25人が活動。さらに活動を上田独自のものとしてアピールし、発展させたいとの思いから、09年に「元祖シャッターマン」の名称を商標登録した。

 今月上旬、「元祖シャッターマン45号」としてデビューした上田市中央西の北村仁さん(70)は、櫓門前で観光客に「お撮りしましょうか」などと声を掛け、先輩からカメラを構える角度や立ち位置などの指導を受けた。声を掛けるタイミングやカメラの扱い方などに注意を払うという。撮影でしゃがんだり立ったりを繰り返すため体力も使う。

 家族旅行で訪れたさいたま市の駒崎恵美子さん(52)は、「シャッターマン」の撮影で記念写真に収まり「記念になった。気兼ねなく頼めるのでいい」と笑顔。増沢さんは「観光客に声を掛ける経験が自分を積極的にする。若い人も参加してほしい」と話している。

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