Tシャツアート展を開く四津井さん(左)と佐藤さん=立山町瀬戸新

Tシャツアート展を開く四津井さん(左)と佐藤さん=立山町瀬戸新

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多彩なTシャツを立山に 女性らクラフト会場でアート展企画

北日本新聞(2016年3月25日)

 高岡、富山両市の女性会社員でつくるグループ「ざ・ぶんっ」(四津井千夏代表)は5月28、29の両日、立山町総合公園で工芸作家らが出展する「立山クラフト」に合わせ、Tシャツアート展を開く。多彩なTシャツをはためかせようと、印刷するデザインを募っている。

 デザインを公募したTシャツを飾る取り組みは、高知県の砂浜で行われたのを機に全国に広がっている。県内ではざ・ぶんっが昨年、高岡市伏木万葉ふ頭緑地公園で初開催し、270枚を展示。応募者も楽しめる点にものづくりとの共通点を感じた立山クラフト実行委員長の佐藤みどりさん(33)=立山町=が、イベントへの参加を呼び掛けた。

 グラフィックデザイン、手描き、写真など幅広いデザインを受け付け、ざぶんっ側がシャツを制作。展示後は応募者に返却する。料金は、白地に片面印刷する一般部門が3500円(締め切りは5月1日)、主に企業などを対象とし選んだ色の生地に両面印刷する協賛部門が5千円(同4月3日)。四津井さん(34)は「シャツと風景の組み合わせが個性につながる。富山の良さを発信する取り組みとして定着させたい」と話した。

 詳細は「富山Tシャツアート展」ホームページ(http://hirahiratoyama.jimdo.com/)で紹介している。同展は北日本新聞社後援。

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