砂から取り出したばかりのぐい飲みを手にする児童たち=小泉製作所

砂から取り出したばかりのぐい飲みを手にする児童たち=小泉製作所

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鋳物師気分でぐい飲みづくり 体験工房

北日本新聞(2016年3月26日)

 高岡銅器メーカーの小泉製作所(高岡市戸出栄町、小泉俊博社長)は4月5日、同社敷地内に鋳物体験工房を開設する。高岡銅器団地協同組合(藤田益一理事長)で初めての取り組みで、400年の伝統を誇る鋳物の魅力を体感してもらう。オープン前の25日、市内の児童らがスズ製のぐい飲み作りを体験した。

 同団地はJR新高岡駅と北陸自動車道高岡砺波スマートインターチェンジ(IC)から車で約10分と近い。地理的優位性を生かし、同組合は昨年4月から旅行業のJTBと連携して鋳物工程の見学ツアーを開いている。

 見学だけでなく、実体験を通して鋳物の魅力を伝えようと、同組合から提案を受けた小泉製作所が作業場を工房に改修した。体験では社員が手ほどきする形でぐい飲みやオリジナルプレートの制作を予定している。

 この日は児童5人と保護者が参加した。藤田理事長らが見守る中、ぐい飲みを入れた鋳型に砂を詰め、中のぐい飲みを抜いた。同社社員が溶かした金属を中に流し込んで仕上げた。成美小を今月卒業した西田吏佐さん(12)は「難しかったけどもう一回作りたい」と笑顔を見せた。小泉社長は「ものづくりの楽しさを知ってもらえればうれしい」と話した。

 制作は祝日を除く火・木曜の午前か午後の2時間。料金は4320円。受け入れは2~6人で、30日から申し込みを受け付ける。問い合わせは同社、電話0766(63)6590(平日のみ)。今後、同社ホームページに制作体験の特設ページも掲載する。

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