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佐久バルーンフェス、5月3~5日 大船渡の物産ブース初開設

信濃毎日新聞(2016年3月26日)

 佐久市で毎年5月の大型連休に開く恒例の「佐久バルーンフェスティバル」は今年、3〜5日の3日間に開く。組織委員会が25日、概要を発表した。熱気球の係留や各種イベントのほか、東日本大震災発生から5年の節目として、会場に友好都市の岩手県大船渡市の物産ブースを初めて設け、支援を呼び掛ける。

 佐久市鳴瀬の千曲川スポーツ交流広場が主会場。24回目になる。係留熱気球の試乗体験(各日午前8時半から2時間程度)や木工教室、子どもの写生大会(3日のみ)などを企画。大船渡市の復興支援ブースでは、ホタテの浜焼きや地元の銘菓などを販売する。

 期間中、全国の約30チームが全5戦で競う「2016熱気球ホンダグランプリ」の第2戦を合わせて開く。世界チャンピオンの藤田雄大選手(栃木県)や、2014年の女性熱気球世界選手権優勝のニコラ・スケイフ選手(オーストラリア)らが出場予定だ。

 5日は、市の特産にちなんだ「佐久鯉(ごい)まつり」と併催。佐久市出身で、アイドルグループ「仮面女子」のメンバー沢田リサさんのライブや鯉こくの振る舞いなどがある。

 市や佐久商工会議所などでつくる組織委員会の主催。昨年は4日間で31万1千人が来場した。組織委員長の町田耕造・NPO法人熱気球運営機構会長は「首都圏から観光客を呼び込み、地元の人には誇りに思えるようなイベントにしたい」と話した。

 組織委は大会運営を支えるボランティアを募集中。高校生以上が対象で、締め切りは4月1日。問い合わせは組織委事務局の市観光交流推進課(電話0267・62・3285)へ。

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