試食会に訪れた地元住民らでにぎわう店内

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発酵食品8種類の料理提供 湯田中にビアバー開店へ

信濃毎日新聞(2016年3月26日)

 下高井郡山ノ内町の観光まちづくり会社「WAKUWAKUやまのうち」は4月1日、同町平穏の湯田中温泉街にビアバー・レストラン「HAKKO(ハッコー)」を開店する。旧精肉店の建物を大正ロマン風の内装に改築。発酵食品を使った信州ならではの料理を提供し、外国人観光客らの利用を取り込む。

 みそ、しょうゆ、酒、ヨーグルト、パン、ピクルス、ビール、チーズの8種類の発酵食品と、同町産をはじめとする信州産食材を組み合わせた料理を提供。玉村本店(山ノ内町)の志賀高原ビールなど県内外のクラフトビール(地ビール)も販売する。

 「8個」の「発酵」食品にちなんで命名。木造2階建てで、1階部分を店舗として使う。客席は約30席。テーブルやカウンター、座敷がある。

 温泉に漬かる猿で知られる近くの地獄谷野猿公苑を目当てに訪れ、湯田中温泉に宿泊する外国人観光客が多い。HAKKOは、宿泊施設の外で食事をする傾向がある外国人観光客に、信州の発酵文化をアピールする。

 25日は地元住民を招いて試食会を開き、発酵食品を使ったローストポークやサラダ、カルパッチョなどを提供。大里裕幸副社長は「発酵技術をキーポイントに日本文化を発信したい」と話していた。

 月曜定休。ランチは午前11時〜午後3時、ディナーは午後5時〜同11時。

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