県村上地域振興局と山形おきたま観光協議会でつくる「置賜・村上岩船地域観光連携推進委員会」が、両地域の観光地をまとめたパンフレットを制作した。県内外の観光客や旅行業者に向け、地域の観光資源をＰＲする。

　「自然」と「温泉」をテーマに、２５カ所の温泉や観光スポットを取り上げた。関川村の荒川で夏に行われる「かじかとりまつり」や、山形県長井市を中心に約４０キロにわたって桜の名所が続く「置賜さくら回廊」などが紹介されている。

　Ａ４判で１万５千部を作製。両地域の観光施設や道の駅などで配布する。県村上地域振興局地域振興課の碓井潤課長は「泊まりがけの旅を想定してまとめた。多くの人に魅力を知ってほしい」と話している。