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皇女和宮の足取り、ツアーに 下諏訪~立科の旧中山道

信濃毎日新聞(2016年3月30日)

 旧中山道の下諏訪宿(諏訪郡下諏訪町)から旧芦田宿本陣(北佐久郡立科町)まで歩くツアー「中山道街道歩き」が、4〜6月に5回に分けて行われる。小県郡長和町の信州・長和町観光協会が主催。幕末期、皇女和宮(かずのみや)が第14代将軍徳川家茂に嫁ぐために中山道を通った際の足取りをたどり、歴史を感じてもらう。

 道のりは約37キロで、同町教育委員会職員がガイドを務める。初回の4月16日は、午前8時半に和田宿ステーション(長和町)に集合し、バスで下諏訪町に移動。下諏訪宿から和田峠までを歩く。同29日の第2回は、和田峠を行き交う人たちに食べ物を振る舞った国史跡「永代人馬施行所(えいたいじんばせぎょうしょ)」(長和町)などを訪れる。

 5月10日の第3回は、和田宿本陣を地元の中学生が案内。同21日の第4回は、戦国武将・真田信繁(幸村)の長女「すへ」が嫁いだ石合家のある長久保宿(長和町)などを歩く。6月4日の最終回の5回目は長久保宿から旧芦田宿本陣に向かう。

 同観光協会は2014年、佐久市と立科町境の茂田井間(あい)の宿(しゅく)から、下諏訪宿までの旧中山道約35キロを4回に分けて歩くツアーを実施した。

 参加料は各回2800円。各回ごとの参加も可能。定員は各回20人で、定員になり次第締め切る。問い合わせは信州・長和町観光協会(電話0268・68・0006)へ。

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