北陸新幹線の開業以降、上越妙高駅（上越市）のお出迎えキャラクターとして横断幕などに使われてきたキャラクターの愛称が「ウェルモ」に決まった。新幹線開業１周年に合わせて企画された人気投票で最多の票を集めた。ウェルモのデザインは商用を除いて無償で使うことができ、関係者は「市民にどんどん使ってもらい、親しんでほしい」としている。

　ウェルモは英語のウエルカムとモグラを合わせたもの。普段は上越妙高駅の地下を走っていて、時折、地上に顔を出すとの設定で、これまでは「モグラくん」という仮の名前だった。公募で寄せられた八つの愛称についてホームページなどで人気投票をした結果、ウェルモが１位となった。

　デザインを考案した上越市出身のイラストレーター大塚いちおさんは「少し難しい発音を含めて楽しんでくれるとうれしい。上越の人が自慢できるキャラに育ってほしいと思う」と話した。