安納芋のポタージュ(手前)とパッケージを手にする山崎社長

安納芋のポタージュ(手前)とパッケージを手にする山崎社長

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ウエルカム福岡が安納芋のポタージュ開発

北日本新聞(2016年3月31日)

 高岡市福岡地域中心部で4月1~20日に開かれる「福岡さくらまつり」を前に、まちづくり会社ウエルカム福岡(山崎博社長)が安納芋(あんのういも)を使ったポタージュを商品化した。自然な甘みが特長で、さくらまつりのイベントが行われる9、10日に販売する。

 福岡地域では五位山、土屋、上野の3地区の営農組合や農家が特産化を目指し、3年前から安納芋を栽培している。蜜芋とも呼ばれる甘みが売りで、地元菓子店のスイーツにも使われている。ウエルカム福岡が地元商工会や商工会女性部の協力で商品化を企画した。昨年9月に収穫した芋を洞穴で2カ月近く保存し、糖度を高めた。焼き芋にしておいしさを増し、すりつぶしてポタージュにした。食品製造販売のシラホフーズ(富山市)が協力。砂糖や化学物質は使っていない。

 パッケージは地元の伝統行事「つくりもんまつり」を題材にし、色とりどりの野菜のイラストを施した。30日に福岡さくら会館で試飲会があり、実行委メンバーら約50人が味わった。山崎社長は「福岡地域に少なかった食のお土産。市内の学校給食や道の駅にも売り込みたい」と話す。

 9、10日にウエルカム福岡のテントで1パック500円で販売。さくらまつりは9、10日に岸渡川舟下り、10日に地元の雅楽団体洋遊会の公演がある。北日本新聞社後援。

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