パネルやパンフレットを紹介する塩谷会長=高岡市伏木コミュニティセンター

パネルやパンフレットを紹介する塩谷会長=高岡市伏木コミュニティセンター

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祭りのパンフレット・DVD完成 伏木曳山祭

北日本新聞(2016年3月31日)

 高岡市の伏木曳山(ひきやま)祭実行委員会(塩谷雄一会長)と十七軒町(じゅうしちけんちょう)保存会(同)は、祭りを紹介するパンフレットとDVDを作り、30日に同市伏木湊町の市伏木コミュニティセンターで披露した。13日に花山車(やま)の復元が完了した十七軒町曳山を紹介するパネルも作製し、4月8日から同センター内で花山車と共に展示する。

 パンフレットとDVD、パネルは、明治の大火で焼失した十七軒町曳山の復元が終わり、5月15日の祭りで110年ぶりに全ての山車が勢ぞろいすることを記念して作った。県の「歴史と文化が薫るまちづくり事業」の補助金を活用し、昨年5月ごろから編集作業などを続け、今月中旬に完成した。

 パンフレットはA4判8ページで2千部作った。祭りの歴史や7基の山車についてまとめている。DVDは、十七軒町曳山の復元や祭りの様子を約10分間で紹介。両方とも今後、同センターや地元の小学校、各町内などで配られる。十七軒町曳山を紹介するパネルは、市伏木図書館で保管されている資料を基に作製した。

 塩谷会長は「地元住民にも観光客にも、伏木の歴史や曳山について、あらためて知ってほしい」と話した。

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