魚津港に水揚げされたバイ貝を使った炊き込みご飯「魚津のバイ飯」の調理学習会が30日、魚津市西部中学校で開かれ、1年生20人が協力してバイ飯を作って味わった。生徒は5月15日に魚津市のあいの風とやま鉄道魚津駅前通りをメーン会場として開かれる「よっしゃ来い!!CHOUROKUまつり」(北日本新聞社共催)でバイ飯を作り、千食限定で販売する。
魚津のバイ飯は、水産物を使ったご当地料理の全国コンテスト「Fish-1グランプリ」で準グランプリを獲得している。
ことしのよっしゃ来い!!CHOUROKUまつりのテーマは「楽しむ教育」で、実行委員会「魚津祭組」の太田泉実行委員長が、生徒たちに地元の食文化を学んでもらおうと販売を企画した。西部中と東部中の2校から希望者約40人が参加する。
生徒は魚津調理師会のメンバー4人の指導を受け、バイ貝を煮て殻から身を取り出した。米とニンジンやゴボウを炊飯器で炊き、バイ貝を入れて混ぜた。
内山夏帆さんと旭玲奈さんは「やり方を教えてもらったら、貝の身がするっと取れて楽しかった。まつりの本番で作って売るのが楽しみ」と話した。