氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんの作品を集めた「氷見市潮風(しおかぜ)ギャラリー」の特別展示が1日、同市中央町の同ギャラリーで始まった。1960年代に発行された雑誌やコミック、オリジナルキャラクターグッズなど藤子スタジオ(東京)が所有する希少価値の高い39点が並び、家族連れらが楽しんだ。
67年に発行の少年コミックス「怪物くん・フータくん特集号」や、藤子・F・不二雄さん(高岡市出身)との共著「オバケのQ太郎」を特集した66年の小学館コミックス、同年代の雑誌の付録などを紹介。「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」のフィギュア、「忍者ハットリくん」列車のNゲージも用意した。
市の担当者は「希少性の高いグッズがそろった。何度来ても楽しんでもらえるよう内容の入れ替えも検討している」と話した。特別展示は今秋までの予定。
ギャラリーは1日から北日本新聞社が指定管理者となり、企画・運営を担当する。開館時間は午前10時~午後5時。入館料は大人200円、高校生以下無料。年末年始休館。問い合わせは同ギャラリー、電話0766(72)4800。