玉串を受け取り御社へ向かう田井会長(手前右から2人目)=高岡関野神社

玉串を受け取り御社へ向かう田井会長(手前右から2人目)=高岡関野神社

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御車山祭へ「与四兵衛」遺徳しのぶ  高岡関野神社

北日本新聞(2016年4月4日)

 国重要有形・無形民俗文化財の高岡御車山(みくるまやま)祭の格式を命懸けで守った津幡屋与四(よし)兵衛(べえ)の遺徳をしのぶ「与四兵衛祭」が3日、高岡市の高岡関野神社で行われた。高岡御車山保存会(田井佳夫会長)のメンバー約30人が先人に感謝し、5月1日に行う御車山祭の成功と安全を祈願した。

 与四兵衛は江戸中期の二番町の若衆頭。1775(安永4)年、御車山と似た山車(やま)を作った町に抗議し、捕らえられて獄死したとされる。以来同神社に祭られ、毎年4月3日に与四兵衛祭が行われている。

 与四兵衛が祭られた境内の御社(みやしろ)の前で神事が執り行われ、酒井晶正禰宜(ねぎ)が祝詞を奏上した。御車山保存会顧問の高橋正樹高岡市長や、氷見哲正市教育長、田井会長らが玉串をささげた。

 田井会長は「御車山祭の約400年の歴史があるのは与四兵衛ら先人のおかげ。高岡の宝として受け継いでいきたい」と話した。与四兵衛祭に先立ち御車山保存会の理事会も開かれ、御車山祭での山車巡行の取り決め事項などを確かめた。

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