本堂前に立つ回向柱の前で手を合わせる吉沢住職(右から2人目)ら

本堂前に立つ回向柱の前で手を合わせる吉沢住職(右から2人目)ら

長野県 伊那路 祭り・催し

光前寺の御開帳開幕

信濃毎日新聞(2016年4月10日)

 駒ケ根市の古刹(こさつ)、光前寺で9日、数えで7年に1度の御開帳が始まり、秘仏の本尊不動明王像が特別公開された。本尊と5色の「善の綱」で結んだ回向(えこう)柱も本堂前に立ち、秘仏と縁を結ぼうと大勢の人が参拝に訪れた。5月8日まで。

 同寺の開基は平安時代の860(貞観2)年とされる。この日は、本尊が納められた厨子(ずし)の開扉法要を本堂で行った。香をたいた部屋に吉沢道人(どうにん)住職(68)の読経が響き、参列した檀家(だんか)役員約20人が神妙な表情で見守った。回向柱に触れた諏訪市豊田の菓子職人熊谷みづきさん(27)は結婚を控えているといい、「幸せな家庭になればいいと思ってお参りしました」。

 御開帳は29日に中日法要を行う。最終日には結願(けちがん)法要があり、秘宝の獅子頭「雨乞いの青獅子」を拝観できる。駒ケ根市立博物館は5月8日まで、同寺所蔵の仏画展を開いている。市内の観光事業者などの実行委員会は今月13日から、境内にある約70本のシダレザクラなどをライトアップする。

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