電話応対やパソコン画面のチェックに追われる事務局のスタッフ=県庁

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富山マラソン県民枠1500人、12分で定員に

北日本新聞(2016年4月10日)

 10月30日に開かれる県内最大規模のフルマラソン大会「富山マラソン2016」の先行枠受け付けが9日正午に始まり、富山県民枠1500人分は開始12分で定員全てが埋まった。定員が500人だった昨年は6分だった。同マラソン実行委員会事務局は「枠を3倍にしたため不安だったが、こんなに早く埋まるとは」と驚いた。参加料の一部を環境に配慮した大会運営などに役立てる応援枠300人は1時間18分で定員に達した。県内外から幅広く募集する一般枠は23日から受け付ける。

 大会はフルマラソン(42・195キロ)と車いす(9キロ)、新設するジョギングの3種目あり、計1万2千人以上を募る。一般枠に先行し、県民枠と応援枠、大会前日に宿泊する出走権付き宿泊枠の計2千人分をこの日から募集。インターネットのエントリーサイトで受け付け、事務局では担当者が対応に追われた。

 申し込みは5分で500人を超え、その後も続々と増えた。入善町東狐の会社員、細田保成さん(51)は「休日だったので倍率が高いと予想し急いで申し込んだ。どうしても出たかったので、ほっとしている」と話した。

 中林昇事務局長は「ことしも富山で走りたいという県民の熱意が伝わってきた。昨年以上に楽しめるよう努力したい」と話した。問い合わせは実行委事務局、電話076(444)4102。大会は実行委、富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の沿道3市、北日本新聞社が共催し、同競技協会が主管する。

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