みやびやかな歌遊びを再現した「ふちゅう曲水の宴」=婦中ふるさと自然公園

みやびやかな歌遊びを再現した「ふちゅう曲水の宴」=婦中ふるさと自然公園

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平安のみやび再現 婦中で「曲水の宴」

北日本新聞(2016年4月11日)

 平安時代の歌遊びを再現したイベント「ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」が10日、富山市婦中町長沢の各願寺と婦中ふるさと自然公園で開かれた。桜が舞い散る中、来場者がみやびな雰囲気を楽しんだ。

 「曲水の宴」は、小川を流れてくる杯が自分の前を通り過ぎるまでに歌を詠む宮中行事。中国から伝わったとされ、各願寺では、平安時代と江戸時代にそれぞれ行われたという記録が残る。

 地元中学生や住民ら7人が歌人を務めた。曲がりくねった水路に杯が流れると、狩衣(かりぎぬ)や十二単(じゅうにひとえ)を着た7人が歌題の「友」にちなんだ和歌を短冊にしたためた。

 イベント前には、地元園児による遊戯などが披露されたほか、公募短歌の表彰もあった。富山藩主が花見に訪れた様子を再現した「入山行列」もあり、ムードを盛り上げた。

 ふちゅう曲水の宴は、婦中地域の振興のため、地元住民でつくる実行委員会(山下義弘委員長)が1989年から毎年開催している。

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