上田市の千曲川右岸の堤防道路沿いに植わるシバザクラが見ごろを迎えている。晴天になった14日は、帯のように続くピンク色が、散歩や自転車で走る人たちの目により鮮やかに映った。
常田新橋―古舟橋の範囲で幅約2メートル、約2・2キロにわたり咲いている。上田市が堤防道路の改良工事に伴い、2008年度から12年度にかけて植え、草刈りや補植などの手入れを続けている。近くの住民によると、今年は1週間ほど早く咲き始めた。
沖縄県から上田城跡公園などへの観光で市内を訪れた女性(56)は、花を写真に収め「鮮やかできれい。千曲川の眺めも良くて散歩にはちょうどいいですね」と話していた。