週末に観光客らの車で混雑する上田城跡公園東側の市道=9日

週末に観光客らの車で混雑する上田城跡公園東側の市道=9日

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上田市「分散駐車」誘導策 「千本桜まつり」に例年以上の観光客

信濃毎日新聞(2016年4月16日)

 「上田城千本桜まつり」を17日まで開催中の上田城跡公園(長野県上田市)が、例年以上の観光客でにぎわっている。今年はNHK大河ドラマ「真田丸」の放送効果もあり、上田市が公園北側に設けた市営駐車場は週末を中心に満車に近い状態が続く。一方、中心市街地の民間駐車場には空きもあり、観光客をいかに誘導するかが課題になっている。

 市観光課によると、城跡公園の桜が咲き始めた今月2、3日と千本桜まつり初日の6日、4月に開設した「上田城跡北観光駐車場」(普通車224台分)は午前10時半に満車になった。駐車場に入ろうとする車が入り口から並び、公園前の市道は渋滞した。

 上田駅周辺や、公園から東へ徒歩で10分ほどの中心市街地には10カ所以上の民間駐車場が点在しており、満車にならない所もあった。市などは、車を街なかの駐車場に分散させようと、各所に誘導看板を設置。市職員が1時間おきに市街地を巡回し、駐車場の空き状況を市のホームページに5月8日まで掲載している。

 まつりの実行委員会は5月の大型連休にかけて、市郊外の小泉の「上田道と川の駅」と、秋和の上田あきんどホール(旧卸会館)を発着場所とし、上田城跡公園までつなぐシャトルバス(大人片道100円)を運行。観光客の増加に備え、上田あきんどホールは今年新たに増やして対応している。

 市観光課は「まずはシャトルバスを利用してもらうようにしている。マイカーで中心部に入った観光客は中心市街地の駐車場へと誘導している」とする。だが、観光客は公園に近い北観光駐車場に集中。「駐車場の場所を示す看板を増やしてほしい」(埼玉県の50代男性)との声も上がる。

 観光ツアーバスについては、上田城跡公園やぐら下広場の駐車場(普通車88台)を24日までバス専用ロータリーとし、公園南側にバス専用の「南駐車場」(33台分)を新設。収容能力を「例年の2倍」(観光課)としたことで、目立った混乱はないという。

 公園の桜はピークを過ぎたが、市の市街地渋滞予想カレンダーによると、週末や5月にかけての大型連休中は再び混雑する見通し。8月のお盆期間中や紅葉の季節なども渋滞が予想される。

 市交通政策課は「(バスや鉄道、タクシーなど)公共交通機関を利用してほしい」と呼び掛けている。駐車場などの詳しい情報は市のホームページに掲載している。

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