棟方志功と福光の関わりを紹介している資料館=南砺市福光

棟方志功と福光の関わりを紹介している資料館=南砺市福光

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棟方志功の資料館オープン 福光

北日本新聞(2016年4月16日)

 南砺市福光地域ゆかりの板画(はんが)家、棟方志功の資料館が15日、同市福光で開館した。ほど近くの東町商店街では16日に「福光まちなか案内所」がオープンする。福光地域中心部への観光誘客に向けた動きが活発化してきた。

 資料館と案内所は、共に県の歴史と文化が薫るまちづくり事業の一環で整備された。

 資料館は志功の旧居「鯉雨画斎(りうがさい)」や記念館愛染苑のすぐ近くにあり、絵巻物や志功と交流のあった人物の寄せ書きの複製、それらの人物の紹介パネルなどを展示している。木造平屋建て約90平方メートルで、団体観光客向けの説明スペースとしても活用。「棟方ゾーン」と呼ばれる一帯に、さらなるにぎわいを呼び込む。事業費は約2900万円。

 15日は現地でオープニング式があり、同事業の福光地域実行委員会の川合声一委員長が「文化的な交流が広がる拠点になればうれしい」とあいさつ。亀井明紀県観光・地域振興局長、田中幹夫市長、川邊邦明市議会議長らが加わりテープカットした。尾山章福光美術協会長が展示品について解説した。開館時間は午前9時~午後5時。火曜休館。入館無料。

 案内所は、地元の東町商店会(野村守理事長)が中心となって準備。2000年ごろまで洋装店だった空き店舗を改修し、市内の観光ポスターやパンフレットの設置コーナー、イベントスペースを設けた。事業費は約千万円。

 同じ建物内には南砺バットミュージアムがあり、バット見学と観光案内の相乗効果を狙う。水曜を除いて午前10時から午後5時まで観光客らに開放するほか、作品展や音楽会、会合の場としても活用してもらう。

 野村理事長は「福光の情報発信と、地域内外の人の交流を充実させる場にしたい」と話している。16日午後3時から現地でオープニング式を行い、「ふるまい餅」を無料で配布する。

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