立山の室堂ターミナルに隣接する県の立山自然保護センター(立山町芦峅寺)の入館者が17日、2000年7月の開館から約16年で300万人に達し、節目の入館者に記念品を贈って祝った。
立山自然保護センターは、立山の貴重な自然環境や動植物を紹介し、保護活動も行っている。300万人目は群馬県長野原町から訪れた田村哲也さん(47)家族。黒田悦弘所長が「立山の大自然はいつも感動を与えてくれる。何度でも来てほしい」とあいさつし、副所長の松平達明立山貫光ターミナルホテル立山支配人と一緒に立山関連のDVD、ライチョウの縫いぐるみなどを贈った。
妻と長男、長女で訪れた田村さんは「強風で雪の大谷を散策できず、がっかりしていた。たまたま立ち寄って記念の入館者になり、すごくラッキー」と話していた。