6月11日に開業110年となる辰野駅。同駅を経由する記念列車が運行される

6月11日に開業110年となる辰野駅。同駅を経由する記念列車が運行される

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辰野駅開業110年で記念列車 日帰り旅行プラン発売へ

信濃毎日新聞(2016年4月20日)

 JR辰野駅(上伊那郡辰野町)の開業からちょうど110年となる6月11日、JR東日本が記念快速列車「辰野駅開業110周年号」を運行する。同駅を経由して長野―岡谷間を往復。乗車券・指定席券と乗車記念プレート、弁当をセットにした日帰り旅行プランとして今月21日に発売する。

 同社長野支社によると、辰野駅は1906(明治39)年6月11日に開業。飯田線で豊橋駅(愛知県豊橋市)と結ばれ、83年に塩嶺トンネルが開通して岡谷―塩尻間が直結されるまでは中央東線と飯田線の乗換駅としてにぎわった。

 記念列車(2両)は、長野―南小谷間を運行する「リゾートビューふるさと」の車両。午前9時46分に長野駅を出発し、辰野駅に午後0時16分に到着して30分余停車し、出発式を行う。岡谷駅には午後1時すぎに到着。帰りは同駅を2時29分に出発し、辰野駅を経由して長野駅に5時21分に着く。同支社販売促進課の担当者は「風景をゆっくり楽しめる記念列車の旅を通じて、これからも辰野町に訪れてもらいたい」としている。

 日帰り旅行プランは中学生以上7300円、小学生5500円。全席指定。松本駅、塩尻駅からも乗車できる。問い合わせは同社長野支社びゅう予約センター(電話026・227・6809)へ。

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