長野市松代地区で1月から開いている「体感!!戦国の絆信州松代真田大博覧会2016」会場となっている真田宝物館、真田邸(国史跡)、文武学校(同)の来場者が延べ10万人を超えた。前年同期比で4倍の多さで、NHK大河ドラマ「真田丸」の放送に合わせて企画した博覧会の人気の高さをうかがわせている。博覧会実行委事務局の長野市は、大型連休でのさらなる来場を期待する。
博覧会は、真田氏ゆかりの同地区を盛り上げようとさまざまな企画を展開。今月17日に来場者が計10万2291人に達した。内訳は真田宝物館が3万9577人、真田邸3万3727人、文武学校2万8987人。1日当たりの来場者は松代城跡で春まつりがあった今月10日の4082人が最多だった。
市観光振興課は「真田丸に海津城(松代城)が登場したり、ゆかりの地として紹介されたりした効果がある。真田宝物館の品々の魅力や、住民による体験プログラムの充実も大きい」と分析している。