万葉かれいの品質をチェックする手持会長(奥から2人目)ら=片口屋

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「万葉かれい」品質上々 新湊・漁師グループ

北日本新聞(2016年4月24日)

 新湊産の上質のマコガレイを「万葉かれい」としてブランド化を進めている若手漁師グループ「沿岸漁業研究会」が23日、試験的に捕った十数匹の品質の良さを確認し、今シーズンは27日から出荷することを決めた。 

 2011年に研究会を立ち上げ、水揚げ後に水槽に入れて泥を吐かせることで泥臭さが消え、風味が増すことからブランド化を推進。翌年から肉厚で状態の良い個体を厳選し「万葉かれい」のタグを付けて出荷している。

 この日は手持知也会長(34)、東海勝久前会長(40)らが個体をチェックし、大物は体長約30センチ、重さ約800グラムだった。射水市八幡町(新湊)の鮮魚店「片口屋」に持ち込み、片口和也社長(37)が刺し身にさばいて同会員らが試食した。うま味や弾力ある食感を確かめ、出荷できると判断した。

 新湊近海のマコガレイは夏にかけてさらに肉厚になり、味覚が向上する。漁は10月末まで続けられる。

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