池波正太郎真田太平記館(上田市中央3)が27日、来館50万人を達成し、同館のエントランスホールで記念式典を開いた。50万人目の来館者となった横浜市の宮治信夫さんと前後の来館者には、戦国大名・真田氏の家紋「六文銭」が入ったトートバッグと同館の絵はがきなどが贈られた。
1998年11月23日に開館した同館は18年目での達成。式典には上田市の母袋創一市長や上田商工会議所の柳沢憲一郎会頭らが出席した。母袋市長は「これからも上田の観光拠点の一角として役割を担ってほしい」とあいさつ。宮治さんは「(NHK大河ドラマの)真田丸を楽しく見ていたので、上田に来ようと思った」と話した。
同館の年間の最高来館者数は、2015年度の4万3686人。本年度は4月1〜27日で6000人を超えた。唐沢英一館長は「今年は4万8000人を超えてほしい」と話していた。