岡谷市のみそ醸造9社は30日を岡谷産のみそをアピールする「オカヤ味噌(みそ)のヒ」と銘打ち、同日に初イベントを開いた。同市はかつて県内有数のみそ生産量を誇ったといい、各社が守る伝統の味を伝えようと企画した。
この日は、5社が市イルフプラザに赤みそ、白みそ、こうじみそなどを並べて買い物客らにPR。それぞれの蔵のこだわりをわら半紙に手書きでしたためた冊子も配った。
三十路(みそじ)に着想を得て名付け、毎月30日に開く。各社に協力を呼び掛けた喜多屋醸造店の佐々木愛さん(28)は「みんなで力を合わせればできる。諏訪大社御柱祭と一緒ですね」と話していた。