安曇野産のワサビやレタスを使ったハンバーガー「あづみ野バーガー」を、安曇野市商工会豊科支部の青年部が開発した。3日から3日間、同市の安曇野スイス村サンモリッツで開かれる「あづみ野わんぱくフェスタ」で初めて販売する。好評なら、市内の空き店舗を活用して常時販売する構想もある。
具材の豚肉は、市内の農家の手作りみそをベースにしたたれに漬けて焼いた。レタスの上にのせ、ワサビを塗り、タルタルソースをかけた。県内産卵の目玉焼きも挟んだ。豚肉とさっぱりとしたソースの味のバランスがいいという。
地元商店街の空き店舗対策を考える中で、全国各地で話題の「ご当地バーガー」の開発に取り組んだ。青年部長の電気設備業赤羽正光さん(38)は「今後は、タルタルソースの材料に安曇野産タマネギも使いたい」と意欲を見せる。
わんぱくフェスタでは1個700円で、各日100個販売する。赤羽さんは「全国のご当地バーガーが集まるイベントにも参加し、安曇野をアピールしたい」と話している。