市街地を勇壮に練り回る夜高行燈=福野神明社前

市街地を勇壮に練り回る夜高行燈=福野神明社前

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夜空に行燈、熱気呼ぶ 福野夜高祭が開幕

北日本新聞(2016年5月2日)

 南砺市の福野夜高祭は1日、同市福野地域中心部で始まり、大中小の夜高行燈(あんどん)21本が勇壮に引き回された。深夜まで「ヨイヤサー」の掛け声が響き渡り、まちなかは熱気に包まれた。

 行燈は、祭りを受け継ぐ7町で制作。高さ約6.5メートルの大行燈の最上部は、それぞれ御所車(浦町)、宝船(辰巳町)、大黒様(横町)、高御座(たかみくら)(上町)、屋形船(七津屋)、花車(御蔵町)、御輿(みこし)(新町)が精巧にかたどられている。

 夕暮れとともに、同市福野(上町)の通称「銀行四ツ角」周辺に勢ぞろいし、夜空に極彩色の姿が浮かび上がった。夜高太鼓が響く中、ゆったりとしたリズムの夜高節と拍子木に合わせ、法被姿の若連中らが引き回した。

 優美・勇壮夜高行燈コンクール(北日本新聞社後援)もあり、大行燈、小行燈とも浦町が最優秀賞を獲得した。

 この祭りは1652(慶安5)年、大火からの復興と安寧を願い、伊勢神宮のご分霊を福野神明社の氏神として出迎えた際、行燈をともしたのが由来とされる。県指定無形民俗文化財。最終日の2日は練り回しの後、引き合い(けんか)がある。

 ■コンクール結果
 ◇大行燈▽優秀賞=御蔵町▽優良賞=上町▽佳良賞=七津屋、横町、辰巳町、新町◇小行燈▽優秀賞=浦町、七津屋▽優良賞=浦町、七津屋、横町、上町

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