ずらりと並んだビアズリーの挿絵を眺める関係者ら=28日、新潟市中央区万代島

ずらりと並んだビアズリーの挿絵を眺める関係者ら=28日、新潟市中央区万代島

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英画家ビアズリー紹介 新潟県立万代島美術館 企画展開催中

新潟日報(2016年5月2日)

 19世紀末の英国で脚光を浴びた画家、オーブリー・ビアズリーを紹介する企画展「ビアズリーと日本」(新潟日報社など主催)が29日、新潟市中央区の県立万代島美術館で開幕する。白黒で描かれた妖艶で華麗な挿絵など、約270点が展示される。28日には開場式が行われ、関係者ら約50人が見入った。

 ビアズリーは雑誌や文学作品を舞台に活躍し、結核のため25歳で早世した。

 企画展では、オスカー・ワイルドの戯曲「サロメ」を題材にした代表作などのほか、ビアズリーに影響を受けた新発田市出身の蕗谷虹児らの作品も並ぶ。

 県立美術館友の会会員で長岡市の主婦は「思ったより親しみやすい。女性や花、木などいろいろなモチーフがうまく共存して描かれている」と話した。

 6月26日まで。一般千円、大学・高校生800円、中学生以下無料。

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