勢ぞろいした7基の山車=高岡市片原町

勢ぞろいした7基の山車=高岡市片原町

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歴史都市華やぐ 高岡御車山祭

北日本新聞(2016年5月2日)

 国重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭」が1日、高岡市中心部で行われ、匠(たくみ)の技を結集した山車(やま)7基が歴史都市・高岡のまちを華やかに彩った。今秋の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産登録に向けての機運が高まる中、伝統を守り継ぐ町衆の誇りを発信した。

 午前11時に通町、御馬出(おんまだし)町、守山町、木舟町、小馬出(こんまだし)町、一番街通、二番町の山車7基が坂下町に集合。坂下町の源太夫(げんだい)獅子の先導で、正午に片原町交差点に勢ぞろいした。

 一列に連なる山車を前に、田井佳夫高岡御車山保存会長が「今年は北陸新幹線開業2年目。歴史都市の魅力をアピールし、来て良かったと言われる高岡にしたい」と述べ、高橋正樹高岡市長があいさつした。

 橘慶一郎全国山・鉾(ほこ)・屋台保存連合会長、夏野元志射水市長、本川祐治郎氷見市長、夏野修砺波市長、田中幹夫南砺市長、高岡市観光親善大使の滝田洋二郎監督らのほか、万葉ゆかりの地として高岡万葉ロータリークラブ(RC)と交流する宮城県の多賀城RCの名誉会員、菊地健次郎多賀城市長も出席した。

 山車は国重要伝統的建造物群保存地区の山町筋などを巡行し、観光客が金工や漆工の豪華な装飾に見入った。

 御車山祭は、加賀前田家2代当主・前田利長が1609(慶長14)年の高岡開町の際、町民に鳳凰(ほうおう)の飾りが付いた乗り物を与えたのが始まりとされる。国がユネスコに提案している全国33件の「山・鉾・屋台行事」を構成する一つで、11~12月に開かれる政府間委員会で登録の可否が決まる。


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