色塗りに精を出す大凧組のメンバーら=3日、新潟市南区白根

色塗りに精を出す大凧組のメンバーら=3日、新潟市南区白根

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舞って空高く 白根大凧合戦1カ月切る 五月晴れ色塗りに汗

新潟日報(2016年5月10日)

 6月2~6日に新潟市南区の中ノ口川堤防で行われる白根大凧合戦まで1カ月を切った。本番が迫る中、13の大凧組は凧作りの最終段階に入っている。同区白根の白根小学校グラウンドでは3日、三つの大凧組が24畳サイズの大凧をずらりと並べて色塗り作業に汗を流し、決戦へ気合を入れた。

 気温が上がった3日は、染料の乾きが良い絶好の色塗り日和。桜蝶、五郎、鯛町の各組のメンバーが汗を拭いながらはけや筆を使い、タイやチョウなどの絵柄の下書きに沿って赤や黄、紫といった色を付けた。

 桜蝶組は10人余りが参加。昨年は綱を引き合う合戦の勝ち数などを競う「優勝の部」と、合戦の成立数で争う「技能の部」の両部門を制した。代表の小山健太朗さん(27)は「2年連続のダブル優勝を目指して頑張る」と語った。

 3月から本格的に凧作りを始めたという鯛町組は約20人が集まり、11枚に色を塗った。会長の青木潤一さん(36)は「最近、優勝した夢を見た。一致団結して正夢にしたい」と、優勝の部で13年ぶりとなる栄冠に向け意気込んだ。

 五郎組は3日に色塗り作業をスタート。歌舞伎作品に登場する「曽我五郎」をあしらった大凧を色鮮やかに描いた。代表の和田直樹さん(38)は「トップを狙う」と力強く語った。

 300年の歴史を誇る白根大凧合戦は、中ノ口川を挟んで白根地区側の東軍6組と味方地区側の西軍7組が、縦7メートル、横5メートルの大凧を揚げて綱を絡め、引き合う。期間中は300枚以上の大凧が空を舞う。

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