第1次上田合戦での上田城二の丸橋付近の戦いを表現したジオラマ

第1次上田合戦での上田城二の丸橋付近の戦いを表現したジオラマ

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「上田城築城と第一次上田合戦」 市立博物館で企画展

信濃毎日新聞(2016年5月12日)

 上田市二の丸の市立博物館で6月28日まで、企画展「上田城築城と第一次上田合戦」が開かれている。地元ゆかりの戦国大名・真田氏に関する資料を集めた第2弾。真田幸隆が信濃から上野(群馬県)にかけて勢力を広げ、三男の昌幸が徳川家康の力を利用して上田城を築城した経緯や時代背景を紹介している。

 企画展では、上田城を攻めた徳川の大軍を真田氏が退けた「第1次上田合戦」(1585年)を表現したジオラマを初公開した。市が昨年度に市内の業者に委託して制作。縦90センチ、横120センチほどの大きさで、上田城二の丸橋付近の戦いを想定し、敵の退路を阻むように仕掛けられた「千鳥掛け」の柵もある。真田軍を赤、徳川軍を黒の人形で表し、臨場感を出した。

 昌幸が出した書状も展示。同合戦の直前に家臣の奉公ぶりを褒めて上田市東塩田の土地を所領として与える内容や、沼田(群馬県)周辺の家臣に宛てて、合戦の際に同市の国分寺周辺で1300人余の徳川軍を討ち取って勝利したと伝え、沼田を攻めるであろう北条勢に備えるよう指示する文書などがある。

 愛知県豊田市から夫と訪れた主婦中村美知子さん(42)は「武将たちの人物像が身近に感じられた」と話した。

 午前8時半〜午後5時(入館は午後4時半まで)。入館料は一般300円、高校・大学生200円、小中学生100円。問い合わせは上田市立博物館(電話0268・22・1274)へ。

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