上田市ゆかりの戦国大名・真田氏の館跡「御屋敷公園」(上田市真田町本原)でヤマツツジなど約600株が見頃を迎えた。15日には地元有志が「御屋敷つつじ祭り」を開く。
同公園は真田氏が上田城を築城する前に住んでいた館跡を中心に整備した。赤い花を付けたヤマツツジは大きい株が高さ2メートルほどで、散策路を覆うように枝がアーチ状になっている場所もある。
祭りでは、地元保存会による「三ツ頭獅子」の奉納、信州真田六文銭太鼓保存会による演奏や信州上田おもてなし武将隊による演舞がある。午前11時45分から、先着300人にそばすいとんや野菜が入った「幸村鍋」も振る舞う。
当日は市真田地域自治センターと同公園を結ぶ無料のシャトルバスを運行する。問い合わせは祭り事務局(電話0268・72・2623)へ。