黄金色のリュウキンカが広がる大谷地湿原

黄金色のリュウキンカが広がる大谷地湿原

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飯縄山の麓、花のじゅうたん 長野・大谷地湿原

信濃毎日新聞(2016年5月13日)

 長野市飯綱高原の大谷地(おおやち)湿原に群生するリュウキンカやニリンソウが見頃を迎えた。黄金色のリュウキンカと白いニリンソウがじゅうたんのように広がり、観光客を楽しませている。

 飯縄山南麓の大谷地湿原は広さ約5ヘクタール。歩道が設けられており、飯縄山を望みながら約20分で周遊できる。地元のボランティアガイドによると、リュウキンカは5月上旬ごろに見頃となったが花持ちが良く、下旬ごろまで楽しめる。ニリンソウは6月中旬ごろまでという。

 晴天だった12日、千葉市から友人と2人で訪れた里村悦子さん(77)は「昨秋、戸隠に紅葉を見に来たが、こんなに良い所があるとは知らなかった。天気も良くて気持ちいい」と楽しんでいた。

 飯綱高原観光協会は、ボランティアガイドが自然や歴史を解説する催しを年に複数回開いており、14日には大谷地湿原周辺で野鳥や植物の観察会を開く。21日は湿原近くの観光案内所で、飯縄山の山岳信仰など一帯の歴史の学習会を企画している。

 両日とも午前10時〜正午。参加費は大人300円、小学生以下は無料。要予約。予約や問い合わせは同協会(電話026・239・3185)へ。

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