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北ア白馬岳で寄り添うライチョウ 雌御の2羽確認

信濃毎日新聞(2016年5月17日)

 北アルプス白馬岳(標高2932メートル)で15日、国特別天然記念物ニホンライチョウのつがいとみられる雌雄2羽が目撃された。5月中旬は、繁殖期を迎えてつがいになる時期で、冬用の白い羽から黒色の羽に衣替えした雄と褐色の羽の雌は、ガスに包まれた斜面で寄り添うように行動していた。

 2羽は、山頂直下にある山小屋の近くの標高約2700メートル付近で確認された。雪が解けて地面があらわになった緩やかな斜面で、雌は時折、腹部を地面にこすり付けるようなしぐさを見せた。他のライチョウの鳴き声が聞こえると、2羽は辺りを見渡し、さっと飛び立った。

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