ブナの新緑などを楽しもうと早速、観光客が訪れた奥裾花自然園

ブナの新緑などを楽しもうと早速、観光客が訪れた奥裾花自然園

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奥裾花自然園が再開 長野の林道、通行止め解除

信濃毎日新聞(2016年5月17日)

 落石のあった長野市鬼無里の奥裾花自然園に通じる林道大川線で16日、通行止めが解除され、休園していた自然園も再開した。観光客が早速訪れ、地元の観光関係者らは安堵する一方、客足が戻るかどうか心配する声も上がる。市は安全確保のための警戒を続けていく方針だ。

 「お客さんの姿を見ると、『よく来てくれたなあ』と本当にうれしくなりました」。自然園内で食堂を営む和田純夫さん(75)はこの日、立ち寄った観光客とうれしそうに話した。ただ、休園中にミズバショウの見頃は過ぎてしまっている。「今日は再開したばかりだから仕方がないけれど、(観光客は)例年より少ない」とし、今後客足が戻るかどうか気に掛ける。

 林道は落石のあった4日に通行止めになり、12〜15日に斜面の浮き石を取り除く工事をした。その後、土のうを約2メートルの高さに積み増して安全確保をし、谷側の車線で片側通行できるように。市森林整備課は、付近で新たに落石や土砂崩落がないかどうか、今後も確認していくとする。

 自然園手前にある一般車両用の駐車場から、自然園入り口までを5分ほどで結ぶシャトルバスは、運行するアルピコ交通(松本市)が安全確認や運転手の人員調整を終えた後、18日から走らせる。

 友人2人と訪れた三河秋一さん(76)=東京都=は駐車場から自然園まで歩き続け、「足が棒のよう」と苦笑。「ミズバショウの群落はほかになかなか無いので、来たかった。少ししか残っておらず残念だったが、ブナの新緑はきれいで良かった」と話した。

 林道の早期開通を市に申し入れた地元の住民自治協議会の原山正昭会長(73)は「早く開通してもらえて感謝している。鬼無里の人の温かさを多くの人に知ってもらえるように、今後、観光振興会と協力していくことも必要だと思っている」と話した。

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