上市町広野の県薬用植物指導センターでシャクヤクが見頃を迎え、来場者が色鮮やかな大輪の花にうっとりと見入っている。
シャクヤク園には切り花用でピンクが鮮やかな「藤娘」や薬用品種で清らかな白い花を咲かせる「梵天(ぼんてん)」など約230品種、約1万株が植えられている。日曜の15日は家族らが訪れ、花をバックに記念撮影したり、花に顔を寄せて観察していた。
同センターによると、暖冬の影響か例年より1週間ほど早く開花が始まり、現在は中生品種がピークで、晩生品種が次々に開花している。あと1週間ほど楽しめるという。