国内外の名車や旧車が集合する「フレンチ・トースト・ピクニック(FTP)2016」(福井新聞社後援)が22日午前10時から、福井県あわら市の金津創作の森で開かれる。1955年製の日本車「フライングフェザー」を披露するほか、試乗や旧車の展示などがある。
フライングフェザーは、スバル360などの先駆けとなった小型車で生産台数はわずか。細幅で直径が大きいタイヤや、ほろなどによる軽量化が特徴。デザイン性も損なわない設計となっている。展示車両は日本自動車博物館(石川県)所有で、エンジンなどを整備し約30年ぶりに実際に走らせる。フライングフェザーと同じ設計者による日本車「フジキャビン」(個人所有、整備中)も展示する。
県内外の自動車愛好者でつくる実行委員会が毎年企画し17回目。フランスやイタリア車など約90台があわら市街地や三国の海沿いを周遊するラリーや、車専門誌の編集長と旧車オーナーによる車の紹介がある。ボンネットバスであわら市内を走るミニ遠足(午前10時半ごろから5回)や、金津創作の森内でアメリカ製旧車の試乗もある。
問い合わせは実行委員会の伊藤さん=電話090(3767)2356。