武田信玄の言葉をしたためた書(左)などが並ぶ企画展

武田信玄の言葉をしたためた書(左)などが並ぶ企画展

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言葉で感じる激動期 信玄・一茶...長野で書の企画展

信濃毎日新聞(2016年5月21日)

 長野市戸隠の北野美術館戸隠館は、戦国時代の武将の言葉をしたためた書や、明治時代の偉人らの書などを紹介する企画展を開いている。激動の世を生きた先人たちの言葉や筆致から、その時代に思いをはせてもらおうと、約30点を展示している。6月19日まで。

 武田信玄が戦場で手柄を挙げた家臣に宛てた言葉の書には「辛労祝着候」などとあり、家臣をねぎらう気持ちが読み取れる。維新三傑の1人とされた木戸孝允が明治2(1869)年、動乱の世への思いを書いた漢詩は、細く端正な筆致が特徴的だ。同館の小林尚子学芸員は「緻密な木戸の人柄を感じさせる」と話す。

 江戸期の松尾芭蕉や小林一茶ら文化人による書も並び、小林学芸員は「書家の書ではないけれど、歴史上の人物の考えや思いを感じてほしい」としている。江戸後期の絵師酒井抱一の「菖蒲」など、季節の花々を描いた日本画も展示している。

 午前9時〜午後4時(入館は3時半まで)。一般1200円、高校・大学生900円、小中学生600円、未就学児は無料。不定休。問い合わせは、北野美術館戸隠館(電話026・254・3450)へ。

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