陶芸や木工の作品に商品見本を載せた開運堂本店

陶芸や木工の作品に商品見本を載せた開運堂本店

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生活と工芸、見つめて 松本で「商店と工芸2016」始まる

信濃毎日新聞(2016年5月22日)

 松本市の中心市街地の商店に工芸品を展示する「商店と工芸2016」(実行委員会など主催)が21日、始まった。同市を中心に開催中の「工芸の五月」の一環で、商店と作家が協力し、暮らしに息づく工芸の魅力を伝える狙い。飲食店など22店が、長年大切にしてきた家具や、作家がその店に合わせて作った陶芸や木工の作品を並べている。

 同市中央2の菓子店「開運堂本店」は、陶器や木製の器に商品見本を載せてショーケース内に展示した。作家が店を訪れ、菓子に合わせて皿や器を制作。クルミの餅菓子「徳本(とくごう)峠」は、象牙色の地に焦げ茶色の縁が付いた丸皿が引き立てている。菓子を買いに訪れた同市大村の会社員、鈴木清美さん(57)は「器と菓子がよく合い、とてもおいしそうに見える」と話した。

 「商店と工芸」は29日まで。参加店の地図や紹介を載せたB5判、16ページの冊子を参加店などで無料で配っている。

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