第36回越前陶芸まつり(福井新聞社後援)が28日、福井県越前町小曽原の越前陶芸村で始まった。陶器市や制作体験教室などの催しがあり、来場者は越前焼の魅力を堪能していた。30日まで。
食器や置物などを販売する陶器市は、県内の60の窯元が軒を連ねた。素朴な味わいの素焼きのほか、動物や花の愛らしい絵付けが施されたものなど多彩な作風の作品が並び、訪れた人々がじっくりと品定めしていた。
城野あゆみさん(47)、ななみさん(23)親子=越前市=は「お気に入りの窯元の卵形の皿を買った。使うのが楽しみ」と笑顔を見せた。
県陶芸館茶苑では、越前漆器の茶道具約300点を販売している。29日はさつきあげ茶会、歌謡ショーなどがある。