ゲートをくぐり抜け次々とスタートするロングコースの参加者=富山競輪場

ゲートをくぐり抜け次々とスタートするロングコースの参加者=富山競輪場

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1400人が快走 グランフォンド富山

北日本新聞(2016年5月30日)

 県内最大級の自転車長距離走イベント「グランフォンド富山2016」は29日、富山市岩瀬池田町の富山競輪場を発着点に行われ、県内外からエントリーした小学生から70代までの約1400人が青空の下、ロング(180キロ)、ミドル(130キロ)、サイクリング(80キロ)、ファミリー(50キロ)の四つのコースをそれぞれ走り抜けた。

 ファミリーコースは射水市の海王丸パークまで、サイクリングコースは氷見市海浜植物園までをそれぞれ往復する。ミドルコースは海王丸パークや砺波市の庄川水記念公園、富山市の八尾地域を経由、最も長いロングコースは庄川水記念公園を通り、南砺市の世界文化遺産・相倉合掌造り集落を経て富山競輪場に戻る。

 同競輪場で行われた開会式では、実行委員会の高田重信副会長と田畑裕明衆院議員があいさつ。色とりどりのウエアを身に着けた参加者たちは、コースごとに順次、スタートした。

 グランフォンドはイタリア発祥の自転車イベントで、富山では「海抜ゼロメートルの富山湾から世界遺産・五箇山へ!」のキャッチフレーズで、競輪の補助を受けて2010年から毎年開かれている。 ゴールへ戻ってきた参加者たちは、笑顔を見せながら友人や家族とともに完走を喜び合った。

 グランフォンド富山実行委員会、NPO富山サイクル交流倶楽部、県自転車競技連盟主催、チューリップテレビ、北日本新聞社共催。

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