中川清兵衛にちなんで設置されるビール園のイメージスケッチ

中川清兵衛にちなんで設置されるビール園のイメージスケッチ

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ビール園観光目玉に 醸造家・中川清兵衛出身地の与板 7月末オープン 10月まで

新潟日報(2016年6月1日)

 中越地域を中心に12市町村が連携して観光の活性化を図る「中越文化・観光産業支援機構」が7月30日から10月末まで、日本人初のビール醸造家で長岡市与板地域出身の中川清兵衛にちなんだビール園を同地域に開設する。地元産食材を使ったバーベキューも提供し、食を通じて観光の魅力を発信する。

 市内の合併地域には飲食設備が充実した観光施設が少ないとの指摘もあった。ビール園の設置で、良寛や錦鯉など多様な観光資源と地元の食をつなぐ広域観光ルートづくりを進める。

 与板地域のたちばな公園に約120人規模の大型テントやウッドデッキ、キッチンカーを設置し、自然の中でビールを味わえるようにする。運営は都市公園などでバーベキュー場運営のノウハウがある「ヒーロー」(東京)に委託する。

 中川清兵衛は1848年、与板地域に生まれ、ドイツで修業した後、サッポロビールの前身「開拓使麦酒醸造所」の初代主任技師となった。開設するビール園では、サッポロの協力を得て「新潟限定ビイル 風味爽快ニシテ」を提供する。

 最新のグリル設備を使ったバーベキューでは、枝豆など地場産野菜や県産コシヒカリも楽しめる。営業時間は午前11時~午後8時半を予定している。ビール園までの交通手段は観光バスのほか、一般客が利用しやすい方法も検討する。

 長岡市は、たちばな公園近くの兼続お船ミュージアム(市与板歴史民俗資料館)の展示をリニューアルし、中川清兵衛関連のコーナーを充実させる。

 機構の会長を務める高見真二長岡市副市長は「ビール園を一つの起爆剤に人を呼び込み、観光産業を大きく育てたい」としている。

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