上田市生田の信州国際音楽村公園でバラの手入れをしている有志のグループ「信州国際音楽村公園バラの会」は4〜12日、「春のばらまつり」を公園内で開く。連なる山を背に、赤や白、ピンク色など鮮やかなバラが咲いている。まつり期間中、青々とした山とカラフルな花のコントラストを楽しめそうだ。
バラの会は2011年に発足。最初、英国の大手種苗会社デビッド・オースチン・ロージズ社から約100株の寄贈を受けた。その後、自分たちで購入もしながら、育てるバラの数を増やした。現在は約2千平方メートルの土地で約140種、約650株が植えられている。
まつり期間中、会場ではバラの会オリジナルのバラ用肥料(300グラム入り150円)や、バラなどで作る花のブーケ(200〜300円)を販売する。バラの会会長の中山康昭(みちあき)さん(65)は「大勢の人に来ていただき、バラとともに山々を望む景観を楽しんでほしい」と話している。
入園無料で午前9時半〜午後4時。問い合わせは信州国際音楽村(電話0268・42・3436)へ。