辰野町松尾峡の「ほたる童謡公園」で舞うゲンジボタルの光跡=昨年6月

辰野町松尾峡の「ほたる童謡公園」で舞うゲンジボタルの光跡=昨年6月

長野県 伊那路 祭り・催し

ホタルの乱舞、楽しんで 11日、辰野で祭り開幕

信濃毎日新聞(2016年6月3日)

 蛍の名所・松尾峡がある辰野町で11〜19日、「ほたる祭り」が開かれる。68回目の今回は、JR辰野駅周辺で聞くことができるミニFM局を初めて開局するほか、空き店舗を利用した休憩スペースを拡充。11、12、18日にイベントを開く。町などでつくる祭りの実行委員会は、町役場で1日開いた総会でゲンジボタルの発生予想を示し、10日ごろから一気に増える見通しとした。祭り期間中、有料エリアでは昨年を大きく上回る計約3万匹が見られそうという。

 実行委は「おもてなしの空間」と銘打ち、イベント時間中、駅前の4店舗(うち3店は空き店舗)を休憩スペースとして提供する。空き店舗では若い世代が飲むヨーグルトや駄菓子などを販売。ミニFM局は蛍の発生状況や、町の特産品などの情報を一帯に発信する予定だ。

 イベントは、11日午後5時から太鼓演奏があるほか、書道パフォーマンスや町内の児童による鼓笛隊パレードなどを予定。12日は午後4時からライブパフォーマンスがあり、町内を中心に18団体が軽音楽や踊りを披露する。18日は午後5時半から、26団体・1200人余が出演する予定の「たつのピッカリ踊り」がある。町は「蛍とにぎわいの両方を楽しんでほしい」とPRしている。

 実行委によると、昨年の蛍の発生は少なく、祭り期間中、有料エリアとなる下辰野側と、天竜川の対岸の平出側で見られた蛍は約1万2千匹だった。春からの幼虫の上陸数などを基にした今年の予測では、下辰野側だけで約3万匹の乱舞が楽しめそうとしている。

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