新潟県 長岡・寺泊・柏崎

ホタルカクテル 期間限定で人気じわり

新潟日報(2016年6月4日)

 長岡市与板地域のホタルをPRしようと、地元のバーと住民が共同で考案したカクテル「月夜の露(つゆ)~蛍とともに~」の人気が少しずつ広がっている。18日には、地域のイベントで初めて提供される。関係者は、これを機会にさらに多くの人に知ってもらおうと意気込んでいる。

 「月夜の露」は、同市与板町与板のバー「BAR&CAFE UP」と、地元住民らでつくる「与板町ほたるを守る会」が、2014年に考案した。ライチリキュールをベースに、グリーンバナナリキュールでホタルの淡い緑の光を表現。アルコール度数を6~7度とし、飲みやすくした。

 ホタルが飛ぶ時季に合わせて期間限定で提供。人気メニューとなっていたが、さらに幅広い層に楽しんでもらおうと18日に開かれる「キャンドルナイト@与板」で提供することにした。

 カクテルのテーマを考案した「ほたるを守る会」の会長(47)は「イベントでたくさんの人に飲んでもらい、地元のホタルを知るきっかけにしたい。この時季の風物詩になれば」と期待する。

 「UP」のオーナー(40)は「飲んだ人がホタルを思い浮かべるよう思いを込めて作った。たくさんの人に味わってもらい、地元のホタルに思いをはせてほしい」と話した。

 「月夜の露」は1杯600円。売り上げの半分を熊本地震の義援金として日本赤十字社に寄付する。

 「キャンドルナイト」は、同市与板町与板の明元寺で午後2時~9時。雨天決行。入場無料。

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