「選抜総選挙」を通じて新潟の盛り上げを誓うNGT48のメンバーら。右から水沢彩佳さん、中村歩加さん、篠田昭市長、小熊倫実さん、今村悦朗劇場支配人=6日、新潟市役所

「選抜総選挙」を通じて新潟の盛り上げを誓うNGT48のメンバーら。右から水沢彩佳さん、中村歩加さん、篠田昭市長、小熊倫実さん、今村悦朗劇場支配人=6日、新潟市役所

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AKB選抜総選挙 新潟市試算 県内経済効果15億円 受け入れ態勢を強化

新潟日報(2016年6月7日)

 新潟市は6日、同市で18日に開かれるAKB48グループのイベント「選抜総選挙」が新潟県にもたらす経済効果は15億6400万円に上るとの試算を発表した。そのうち、開催地の同市は約7割の11億300万円。全国では32億2400万円とした。会見で篠田昭市長が明らかにした。

 試算は観光庁が提供する経済波及効果の試算ソフト「地域別簡易測定モデル」を使った。来客数を5万人、内訳を日帰り3万4400人、宿泊1万5600人(市内7千人、市外8600人)と想定し、宿泊費や飲食費、交通費などの総額を求めた。

 会見では選抜総選挙に向けた市の取り組みも発表した。NGT48の楽曲「NGT48」に出てくる名所巡りパンフレットを作製して配るほか、JR新潟駅南口広場に臨時観光案内ブースなどを設け、県外ファンに新潟の魅力を発信する。

 イベント当日の宿泊難民対策について、篠田市長は「新潟駅周辺は一晩中楽しく過ごせる店がいっぱいある」と説明し、地元飲食店と協力して受け入れ態勢づくりに努めるとした。

 会見にはNGT48の中村歩加さん(17)ら新潟市出身メンバー3人も同席し、選抜総選挙をPR。中村さんは「大好きな新潟を少しでも広めていけるように、個人でもグループでも頑張りたい」と意気込みを話した。

 選抜総選挙は18日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで開かれる。

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